最大の魅力はここにある
ミツオカ 中古車の魅力が外見にあるように、GT-Rの最大の魅力はそのエンジンにあります。
ボンネットの中には、わが国初の本格的プロトタイプ・レーシングカー、プリンス(日産)R380の直系であるS20型4バルブDOHCストレート6が収められています。
このエンジンはR380に搭載されたGR18型に比べ、ディチューンされてはいるが、それでも160PS/7000rPmと凄まじいパワーを発生した。
レーシング・エンジンに限りなく近いS20型は、非常に贅沢な設計でした。
シリンダー・ブロックには一般市飯車としては異例のサイド・ボルト方式を採用し、シリンダー・ヘッドやピストンには、軽量かつ冷却効率にすぐれたアルミ合金鋳物を使用。
さらにギア+ダブル・ローラーチェーン駆動のカムシャフト、クロスフローV型配置、ー気筒あたり4個のバルブをもつ24バルブシステム、7メインベアリングなど、採算を度外視した高級メカを惜しげもなく投入しています。
また、高回転、高出力を可能にするため、ステンレス製マニホールド、フルトランジスタ・イグナイターを採用し、キャブも3連のソレックス40PHHが標準で装備されています。
この当時、わが国で4バルブ配置をもつクルマは1台もなかったのです。