« 2011年06月 | メイン | 2011年08月 »

2011年07月 アーカイブ

航空機工業の反省

中古車情報をみながら、世界的水準に達した旧海軍の航空機工業にもふれ自動車工業の欠陥をうきぼりにさせてみようと思います。


当時最高の技術を必要とした航空機工業、とくに旧海軍のそれは、まさにトラック、戦車以上に全国力をあげて育成されました。


その方法として、全般的な工業水準の低さという後進性を克服するため、まずもっとも重要なエンジンと・・・機体の輸入→模倣→開発→生産から着手し、必要に応じて順次他の付属兵器の生産に波及させる重点主義がとられました。

芸術品

中古車情報によると、昭和12年代には輸入、模倣段階をへて自立し、ともかく1500馬力以下の中小機では世界的水準以上に達したとのことでした。


零戦がその典型です。


零戦の特色は、資源に乏しいわたしたちの国にふさわしく量的拡大より質の向上をめざした設計方針に象徴されていました。


すなわち、量産の犠牲にもとつく操縦性、技術者パイロットの一体化による運動性の重視、防御力の犠牲による攻撃力の増大です。


いわゆる手工業的余地を残した芸術品でした。


したがって大平洋戦争の後半に優秀なパイロットが戦死し、原材料も不足するとその特色のためにこそ零戦の欠陥が表面化した。


零戦自体に改良の余地が乏しく零戦にエネルギーを集中しすぎたため、それにつづく新型戦闘機の開発、量産体制が確立できなかったのです。

About

2011年07月にブログ「中古車情報ハニカミブログ」に投稿されたすべてのエントリです。新しい順に並んでいます。

前のアーカイブは2011年06月です。

次のアーカイブは2011年08月です。

他にも多くのエントリがあります。メインページアーカイブページも見てください。

管理人のお気に入り

なし